このサイトについて・・・ちょっと独善的です

「北海道移住」という言葉には、ログハウス、新規就農、SOHO、そして団塊の世代の第2の人生と言ったイメージがついて回ります。

実際に田舎暮らしの情報誌やホームページ、また、マスコミの「北海道へ移住した人達」「都会から田舎に引っ越した人」という主旨で紹介される人のほとんどは、移住のための豊富な資金や何かしら特別な仕事(手に職を持っており家で仕事ができる、就農するなど)をし、立派なログハウスを建てたり、廃屋を直してみたり、山をまるごと買ってみたり、と一般の庶民から見たら、現実味の無い話が多いと思います。そういった特徴のある人の方が絵にもなるしね。

確かに「北海道暮らし」=「田舎暮らし」という図式に当てはまることが多く、突然田舎暮らしを始めようと思ったら、ある程度資金に余裕があり、仕事を気にしなくても良い人が有利であることには違いありません。

でも、だからと言って、特に何も持たない一般サラリーマンには無理だということにはなりません。
北海道での暮らしを満喫し、楽しみながら過ごすことは、職種や資金、資格やスキルにより左右されるものではありません。
豊富な資金も、立派な家も、スキルも資格もなくたって良いのです。
逆に、仕事に生きがいを感じることが無いため、生活を目一杯楽しむにはもってこいかもしれません。
「持たざる者」こそ、身近な暮らしの中でのことを純粋に感動し、満喫できる環境にあるのではないでしょうか。

ところで、大阪から東京に引っ越すことと、東京から北海道に引っ越しすることとどう違うのでしょう。

海を超えること、経済状態が違うこと、田舎に暮らすこと、などに加えて、今まで自分が培ってきた全てを捨てて全く違う生活を始める、ということが大きな違いなのでしょう。

引っ越しと言わずに「移住」と言う理由はそこにあるのかもしれません。

北海道に来るというのは、それ程大きな覚悟がいるのでしょう。

だからか、「北海道に移住する」ということそのものを夢と捉えがちです。

でも、「移住」とか「移住者」とは言っても、実際には国内の引っ越しであり、決して夢の実現ではありません。
夢や目標の実現に向けて、新しい生活がスタートするのです。
それは、取り違えてはならない重要なことだと思います。

ボストンバック一つから始まった、私たちの北海道暮らしも、10年が経過しました。

長くてあっという間の10年間でした。

私たちが北海道に暮らし始めた理由は実はあやふやで、特に「北海道に暮らしたい」という熱い思いを持っていたわけではありません。気がついたら「今」と言う時間を、北海道の東で過ごしていたと言う感じです。

私がこのサイトを作ったきっかけは、上にも書いたように「北海道移住」というイメージ先行の言葉と、実際の暮らしに温度差を感じたからです。

嫌なことも、苦しいこともつらいことも、面倒なこともいっぱいあるのが生活というものです。
ましてや全く知らない土地で、厳しい自然な中での生活は、つらいことや苦労の連続かもしれません。
それらも全て受け入れて、乗り越えて、自分なりに楽しく北海道での生活を送る、というところが北海道に移り住むことの醍醐味です。

私たちは、お金の無い中、何とか生活して、さらに北海道での暮らしを思う存分とまではいかないかもしれませんが、かなり楽しんでも来ました。

何度も壁にぶち当たり、くじけそうになったこともあります。

それでも、楽しく暮らしていけているのは、家族で支えあってきたからかもしれません。

北海道暮らしの10年は、人生の中でもっとも濃度の濃い年月でした。
この10年で色々なことを経験しました。

この経験から感じたことや得たことなどを、独善的に綴ったのがこのサイトです。

今までに他の人に相談できれば、もっと楽に過ごせたかもしれないと思う事が多々ありました。地元での悩みは、地元の人には言えないということもありました。
どれほど歓迎されようと、仲良くなろうと、最終的には「よそ者」という言葉がついて回りますから。
私たちと同じ思いを持つ人も少なくはないはず・・・・。少しでも、そんな人の力になれたら、と思う気持ちがあります。

また、私たちのようにお金の無い人や、北海道での暮らしの中で壁にぶち当たっている人を応援できればと思います。

このサイトは、こんな目的の、かなり独善的な、貧乏人の貧乏人による貧乏人のためのサイトです。

独善的な考えが気に入らない方もいらっしゃると思いますが、一庶民が個人の考えで気ままに綴っているだけですので、批判や中傷は基本的に受け付けませんのでご容赦ください。

Mikimakoのほん

MIKIMAKOの本

もうこの本が出てから3年たったんですねえ・・・。時の流れは早いものです。まだまだ好評(?)発売中のようなので、是非一読ください。