Iターンするには

実際にIターンするに当たり、どんなところに重点を置けばよいのでしょうか。道東を中心に考えていきます。

◆住む場所

北海道に暮らしたい、そんな考えを持っている人のほとんどが北海道が好きだと理由が根底にあると思います。
実際に暮らす場所を選ぶに当たっては、色んな要因があるかと思いますが、やっぱり自分の生活に適した場所を選びたいものです。
ま、まず「仕事ありき」で住む場所が決まってしまう私たちのような「持たざる者」にとっては、住みたい場所と住む場所がイコールにならない場合も多いとは思いますが・・・。

◇生活の利便性から選ぶ

北海道は広いです。
地図を見ればそんなことは一目瞭然なのですが、実際に暮らしてみると、想像以上に広いことが実感できます。
例えば、今私たちの住んでいる場所から、少し大きなスーパーやドラッグストア、ホームセンターや本屋に行こうと思うと車で30分程(約30km)かかります。しかも30分かけてまかなえる物は日常の物。少し特殊な物や、もっと大きな買い物をしようと思うと、車で1時間以上の道のりです。はっきり言って、面倒で時間がもったいないです。
なるべく買い物の回数を減らすようにしていますので、毎日の食事などは買いだめしてある食材を使用します。

これは、私たちがあえて、何もない場所に住んでいるからなのですが、慣れたとは言えやはり不便は不便です。

>特に道東は人口密度も低く、どこもかしこも(?)広い大地が広がっているため、郊外から都市部までの移動距離は道央などに比べてもっと長くなります。

利便性を重視するならば、都市部に暮らす、というのが一番です。広い広い北海道は、都市部であっても少し離れると、畑や緑に囲まれた田園風景が広がるため、十分に北海道らしさは満喫できることと思います。
道東の場合は、都市部と言っても田舎の地方都市なのでなおさらです(その分利便性も少ないかもしれませんが)。

釧路管内だと釧路市、釧路町、根室管内だと中標津町(根室市よりも中標津町の方が大きな商業都市となりました)、網走管内だと最大都市が北見市、そして網走市、美幌町が商業都市と言えるでしょう。

病院や学校などもやはり都市部が充実しています。
どの街も、郊外に出れば、田園風景や山や森が広がります。


◇市街(まち)とそれ以外

市街やまち、と言われる場所がどんな地域にもあります。
大きな都市ではよく「市街地」と言いますが、小さな田舎の集落にも「市街」とか「まち」とか言われる場所があります。
要は、家が固まった所のことです。
「○○市△△町の市街」だとか「□□町××地区の市街」などと言います。「市街」や「まち」には商店や郵便局、学校、公営住宅などがある場合が多いです。
例え郊外の小さな町村の、小さな地区であっても、市街に住むのと市街じゃない場所、要は家が固まっているか否かにより、また違った暮らしになります。

市街でない場所で、家が密集していなところと言うのは主に農村地区になるかと思いますが(漁村は割と家が固まっている)、家と家が離れており、隣まで数百メートル、長いと数キロ離れているという状態のこともあります。
庭はもちろんのこと、広い畑や原野、山があるため家と家が離れているのです。
そうなると、どこへ行くにも自家用車が必要ですし、学校へはスクールバス、お年寄りの病院やデイケアなどは福祉バスがあれば福祉バスを利用するようです。
人が歩くことが想定されていないので道路に歩道があることも少ないです。夜は真っ暗で静かな生活です。

私たちは、静かな自然の中に住みたいという思いから、不便さと隣り合わせの中で暮らしていますが、てっとり早い住宅、安心して住める住宅として公営住宅の利用が多いため、都会から引っ越ししてきて、田舎町の市街・まちに住んでいる人が結構多いようです。

◇JRやバスの利便性

北海道は公共の交通手段が少なく、快適に暮らすにはどうしても自家用車が必要となってきます。
車をフル活用して生活していると、暮らしの中でJRやバスを利用することはほとんどありません。
そもそも、JRに関して言えば、札幌などの大都市を除くと、本数が非常に少なく日常の移動手段として役に立つものとは言い難いのが現状です。
バスにしても、距離が長く利用者数が少ないため料金が高く、毎日利用しているととても大きな金額になってしまいます。

よって、あまり考慮する必要がないように感じられるJRやバス。
でも、ある意味とっても重要なのです。

たとえば、子供がいる場合、駅が近いというだけで、選ぶ高校の選択肢が大きく広がります。北海道のJRは通学列車となっている路線も多いのです。駅の無い場所に住んでいる場合は地元の高校に行くか、遠くの高校に通うには、下宿か親が毎日送り迎えをするかしかありません。以前住んでいた地区では片道1時間半の道のりを毎日送り迎えをしている家庭があり、とても大変そうでした。バスを乗り継いだら行けるのですが、時間とお金が掛かりすぎるそうです。

◇別荘地

北海道には、いたるところで別荘地が分譲販売されています。
別荘地は景色のよい場所のことが多いので自然環境に恵まれていることが多く、温泉付きである場所もあります。
上手に場所と土地と区分けを選ぶと、良い環境に暮らすことができます。ただ、別荘地の購入には十分な下調べが必要だとは思います。

「目」が慣れていないと、素晴らしい自然環境で広い区画と感じた場所が、地元の目になってしまうと狭い殺風景としか思えない場所であることもあり、早まって購入して失敗した、なんていう声もチラホラと聞こえてきます。

悪徳業者に近い業者があるだとか悪い話もあるようですが、良い場所、良い別荘地というのは本当に素晴らしい環境であることには違いありません。

◇福祉から選ぶ

特徴的な福祉を行っている地域も少なくありません。
北海道という地域がら、遠隔地医療も大きな課題でしょうし、子育て支援などが充実している自治体もあります。私たちの住んでいる小清水町は、義務教育中の医療費は全額を町が負担してくれます。こんな制度もありがたいですねえ。欲を言えばもっと上の年齢まで・・なんて思いも生れますけど。。。。

Mikimakoのほん

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もうこの本が出てから3年たったんですねえ・・・。時の流れは早いものです。まだまだ好評(?)発売中のようなので、是非一読ください。