北海道の産業

北海道は全国と比べて第1次産業、第3次産業の比率が高く、第2次産業、特に製造業の比率が小さいそうです。明治から高度成長期(1960年代まで)にかけて石炭産業が盛んでしたが、現在は釧路市の太平洋炭礦を最後に大規模な採炭は終了。国内で唯一、坑内採炭事業が釧路コールマインによって継続されて採炭されているのみとなりました。
炭鉱のまちとして栄えた地域が、今では過疎化に悩まされているという現状があります。

◆第1次産業

北海道は、日本の食糧基地と自称するほど農業が盛んで、全国の農業の約12%を産出しています。
北海道は大規模農業が中心でテンサイやジャガイモ、小麦は全国一の生産量となっています。土地が広いことや、離農による周辺農耕地の吸収などにより農家1戸当たりの農地は、他都府県の13倍にもなるそうです。生乳の生産量も全国一で約40%を生産しています。土地が広いことや、開拓当初からの大規模化の推進や離農による周辺農耕地の吸収などにより農家1戸当たりの農地は、他都府県の13倍にもなるそうです。
宗谷支庁・釧路支庁・根室支庁は、冷涼な気候が畑作には適していないため酪農が盛んで、大酪農地帯となっています。大規模経営のため農家の所得水準は高く、北海道の農家1戸あたり農業所得は約580万円だそうで、特に鶴居村の約1370万円は全国最高だそうです
。鶴居村は福祉が充実した村として有名で、退職後の転勤族が住みたいと思う場所として人気の高い地域ですが、こういった所得水準の高さも要因の一つなのかもしれません。

道央では稲作もおこなわれており、「きらら397」・「ほしのゆめ」・「ななつぼし」などが代表銘柄となっています。一昔前までは道産米は美味しくないと言われていましたが、今では低価格で味が良いと全国的にも人気となっているそうです。その他、トウモロコシ、ニンジン、ダイコン、アスパラガス、大豆、小豆、ソバなどが生産されています。農業地帯では、農家を対象とした会社や仕事が多く、肥料、種、運送、農薬など職種をあげればきりがありませんが、間接的な農業従事者も数多くいます。

水産業についても、1977年の排他的経済水域(200海里水域)設定で遠洋中心の北海道の漁業は大打撃を受けましたが、現在でも北海道の主要な産業のひとつとなっています。ホタテやカニ、ウニ等の水産物を目当てに訪れる旅行者もいるなど、観光産業にも貢献をしています。

◆観光関連産業

観光業が発達したのは、1972年の札幌オリンピックを機に、新千歳空港や鉄道の整備が進んだことがきっかけだそうです。
夏は冷涼な気候を利用した避暑やアウトドア、ドライブ、冬はスキーやスノーボード、流氷観光などが楽しめ、また名産品が多いこと、温泉が多いことなどが集客を後押ししています。
観光客を利用した小売業や運送業も発達しました。
現在では国内の観光客からの人気は、海外旅行ブームなどで薄れ気味ではあるものの、外国人観光客が急増加。特に台湾、香港、韓国からの観光客が多い。
また、倶知安町にあるニセコには、2002年頃よりオーストラリアからのスキー・スノーボード客が急増し、OGバブルと言われました。
最近では富良野市周辺にも多くのオーストラリア人が来ているそうです。 

Mikimakoのほん

MIKIMAKOの本

もうこの本が出てから3年たったんですねえ・・・。時の流れは早いものです。まだまだ好評(?)発売中のようなので、是非一読ください。