野外で楽しむ

海もあり、川もあり、山もあり、草原もある北海道では、アウトドア王国と言っても過言ではありません。冬には冬のアウトドアがあるしね。

◆キャンプ

北海道には非常に多くのキャンプ場が存在します。
広い大地と広い空がキャンプをしたくなるような光景だからでしょうか。
北海道のキャンプ場は期間限定がほとんどで、一時集中型なので、夏のお盆シーズンにはキャンパーであふれかえっているキャンプ場でも、8月の末になればガラガラなんてこともざらです。

北海道のキャンパーは騒がしいことで有名です。本州の人が団体で来ても静かで周囲の人に迷惑をかけることはあまりないものの、道内の人はどんちゃん騒ぎをしてしまい、何を楽しむためにキャンプに来たのが分からない程だと言われています。

恐らく、北海道ではキャンプ場というのがあまりに身近であるため、別に野外活動が好きではない人でも、安く泊まれるし、みんなで簡単に集まることができるという理由でキャンプ場を利用するためだと思います。だからか、北海道の人は設備の整った、家の中と同じような生活ができる、電気付き水道付きお湯付きの場所にテントを張るのが大好きで、主流になりつつあるかもしれません。

夜の冷え込みなど、寒い気候の影響もあるでしょう。家族でキャンプに来て、寒さに凍えていたら楽しくないでしょうから

。 キャンプに来て、炊飯器でご飯を炊いて、電子レンジで温めて、お湯で食器を洗い、みんなでテレビを見る、そんな光景が夏休み中のキャンプ場では結構見られます。ま、それはそれで、楽なんだけどね。

だから、ワイルドな野営好きにとっては、北海道のキャンプは、少々寒くてもシーズンオフが快適。きれいな川や山や海など、立地条件の良いキャンプ場も多いので、とても楽しめます。あまりに野性味にあふれすぎて、夜にシカの鳴き声が響き渡ったりすると少し怖いけどね。

◆釣り

釣りも身近な存在です。

北海道はきれいな渓流も多く、渓流釣りも楽しめます。ヤマベ(ヤマメのことを北海道ではヤマベと言う)、ニジマス、オショロコマ、イワナ、アメマスなどが釣れます。
北海道の渓流では(全国的にそうかもしれませんが)、「フライフィッシングVS餌釣り」という図式が常に展開されていて、餌釣りの人は時々フライマンに怒られたりします。

必ずキャッチアンドリリースをするフライマンと時には食べてしまう餌釣り。食べることは魚が減ることだから許されないというのがフライマンの意見だそうです。

ま、そんなことを言っても、結局ゴミをばらまいて行ったりするフライマンがいたり、元来外来種であるニジマスを愛するフライマンを軽蔑している餌釣りマンも多くて、フライVS餌と言う図式は、釣り場で有名な河川や湖には必ずあるのだとか。

そう言う私はというと、周囲の対立はあまり気にせず、食べたい時には食べちゃってます。ヤマベの天ぷらなんて最高においしいっす!

きれいな川では、簡単に魚が釣れるので、安い竿でも十分。

渓流の中で、水のせせらぎを聞きながら、静かで落ち着いた厳粛な気持ちで釣りをすると、なんだか自分も川の一員になったみたいで、疲れている体と頭がスーと冷えて行く気がします。

◆山菜採り

若くして山菜採りにはまってしまった変わり者の私たちは、春から夏にかけて山に入るのが大好きです。時にはダニに食われてしまう事もあるけど、山菜を見つけた時のあのうれしさは格別です。

アイヌねぎ、ウド、タラの芽、コゴミ、フキ、ワラビなど、山はご馳走でいっぱいです。

ただ、ササ藪や木の葉にはノダニと言うダニの仲間がいて、これが人間につくと、体中を這いまわりガブリ喰いついて取れなくなります。
放っておくと血を吸ってダニはどんどん膨れ上がり1cm程にまでなるのですが、ライム病と言う病原菌を媒介していることがあるので、さっさと取らなければなりません。
下手に引っこ抜くと、頭だけが残り皮膚に食い込んだまま取れなくなってしまうので、タバコのヤニで殺してから取れば取りやすいなどと言われますが、基本的には病院で取る方が良いです。

◆その他、夏の楽しみ

カヌー、シーカヤック、登山、トレッキング、乗馬(通年可能)などなど北海道にはアウトドアの楽しみがたくさんあります。

◆スキー・スノボ

ニセコや富良野など、北海道には有名なスキー場があります。
気温が低いため、雪質がパウダースノーなのが売り。

ここ数年のオーストラリア人による北海道ブームにより、ニセコは今やオーストラリア人であふれかえっているとか。町が活気にあふれ、土地も値上がりし、低迷が続いていたスキー人口が復活して他の地域もニセコに習えという状態です。

ただし、道東に至っては、もともと雪の多くない地方であるため、大きなスキー場が少なかったのと、長引く不景気、スキー人口の減少以前にそもそも人口そのものが減少しつつあること、などによりスキー場の閉鎖が相次いでいます。

それでも、公営の小さなスキー場は健在で、スキー場が割と身近な存在ではあります。
小さなスキー場なのでリフトは1本でコースも短かったりするのですが、近くにあると毎週でも行けてしまいます。

私たちも、数年ほど前にスキー板を購入しまして、子供達と滑りに行っています。少しの時間があれば滑りに行けるので、手軽に始められて、楽しめます

◆スケート

雪が少ない太平洋側や、道東地方では、スキーよりもスケートが盛んです。

スケートが盛んな地域の学校には、冬になると校庭などにスケートリンクが作られて、子供達がスケートの練習をします。

体育では主にスピードスケートを学習することが多く、アイスホッケーも盛んです。

子供の時からスケートを滑って育つ道産子に、オリンピック代表選手が多いのは当然のことでしょう。

この天然のスケートリンク、実は大人が滑ってもとても楽しいのです。

本州の人であれば、スピードスケートやホッケーの靴は履いたことが無い人が多いはず。
本州のスケート場の貸靴はほとんどフィギュアスケートです。フィギュアの刃は前にギザギザがあって、ブレーキが利くため初心者でも滑りやすいのです。
これがスピードやホッケーとなると引っかかりがないので、ツルツルでなかなか難しく、なおかつ天然のスケートリンクは気温の低さもあってか氷が固いため、さらに難しく感じるのですが、青空の下で滑るのは最高に気持ちが良いものです。

このスケートリンクは、校庭に水を捲いて作るので、管理はとても大変なんですけどね・・・。

◆XCスキー・スノーシュー

XCスキー

広い大地が広がることや、湖が凍結することなどから、北海道ではXCスキーも冬の楽しみの一つです。スノーシューも楽しいのですが、結構歩くのが大変。その点クロカンだとスースーッと滑りながら進めるので、長い距離も歩けます。夏には決して行く事の出来ない場所や、結氷した湖の上を歩くことができるので、クロカンは冬を満喫できる重要なアイテムです。ただ、小回りが利かないことや、上り坂に弱いため、山を歩くにはスノーシューか山スキーが最適。

◆その他冬の楽しみ

アイスキャンドル

北海道の冬は幻想的です。
バケツに水を凍らせて作るアイスキャンドル(写真)、雪を固めて作るスノーキャンドルなどは、作る楽しみと見る楽しみの両方を楽しめます。 

そり、斜面を利用したお尻滑り、空気の澄んだ冬は星空もとてもきれいに見えます。

Mikimakoのほん

MIKIMAKOの本

もうこの本が出てから3年たったんですねえ・・・。時の流れは早いものです。まだまだ好評(?)発売中のようなので、是非一読ください。