自然現象を楽しむ

北国北海道では、低い気温などにより、幻想的な自然現象が発生したりします。

◆流氷

流氷

海水が氷る現象。オホーツク海は周囲を陸地で囲まれているため、海水が入りにくい状態になっています。そこにロシアのアムール川から淡水が流れ込み、淡水が混ざって塩分が薄まった塩分の少ない層と淡水の影響を受けない海水との2層に分かれます。冬になり、海水が冷やされると、塩分の少ない層は凍りはじめ、氷ができます。さらに冷やされると氷が大きく固まり、流氷になります。風によってオホーツク海を南下し、1月頃に道東に接岸します。

◆樹氷

樹氷

空中にある雲粒や霧が霧粒ほどの水滴が、樹木に衝突してできた霜。水蒸気が樹木に衝突してできる氷や霜などの総称を霧氷(むひょう)と呼び、樹氷は霧氷の仲間。霧氷は氷点下でも氷にならない過冷却水滴の粒や水蒸気が樹木に衝突してできる氷や霜などの総称で、樹氷(じゅひょう)・粗氷(そひょう)・樹霜(じゅそう)の3つがあります。

◆蜃気楼

蜃気楼は、大気中で光が屈折(くっせつ)して発生する現象です。大気の温度の差による光線の屈折(同じ気圧であると温度の高い空気は、分子が離ればなれになっているため密度が低く、そのため屈折率が低い。温度の低い空気は密度が高いため屈折率が高い)により、実際の物体の近くにその物体とは形が異なるように見えるのが蜃気楼です。オホーツク海では春先「幻氷(げんぴょう)」が見られたり、流氷が浮いて見える場合もあります。

◆ダイヤモンドダスト 

湖に張った氷の上に、氷から昇華した水蒸気が付着して氷の結晶を作り、それが発達するにつれて花のように見えます。これをフロストフラワーと言う。道東などの湖で観察されます。

◆御神渡り

全面結氷した氷が、夜間などに強く冷え込んで収縮し、氷に亀裂が入って割れ目が広がり、そこに薄氷が張ります。日が昇り気温が上ると、氷は膨張を始め、膨張した力が氷の薄い割れ目の所に集まり、氷が両方から押されて立ちあがり、小さな氷の山脈になったもの。長野県諏訪湖で、神が湖の氷の上を通った跡との言い伝えから御神渡りと言われるようになったそうです。屈斜路湖では国内で最大級のものが見られるといわれています。

◆氷紋

結氷した沼や湖の上で見られるヒトデのような放射状の模様。氷の上に雪が積もり、その重みで氷は水と接し、氷の一部が日差しや風、沼(湖)底から発生するガス、水などによって氷に穴があきます。この穴から水が噴き出して周辺の雪を溶かして広がり、再び結氷して模様が出来上がります。

◆ダイヤモンドダスト 

湖に張った氷の上に、氷から昇華した水蒸気が付着して氷の結晶を作り、それが発達するにつれて花のように見えます。これをフロストフラワーと言う。道東などの湖で観察されます。

◆四角い太陽

気温と海水温の温度差により生じる蜃気楼現象で、太陽の輪郭が変化し四角く見えるもの。オホーツク海沿岸で厳冬期の日の出時に多く観察されます。

◆けあらし

けあらし

海上や川面の空気が冷え込んで、海水や川の水との温度差が大きくなることにより水面から水蒸気がたち昇り、その水蒸気が冷え込んだ空気に冷やされて霧になり、漂うのが「気嵐(けあらし)」です。気象用語では蒸気霧といいます。

Mikimakoのほん

MIKIMAKOの本

もうこの本が出てから3年たったんですねえ・・・。時の流れは早いものです。まだまだ好評(?)発売中のようなので、是非一読ください。